東京スタジオのリアル最前線!
01 / CROSS TALK

2023年の春に東京スタジオ開設を行い、
1年を迎えようとしている。
新しい文化を醸成中の東京スタッフは、
界グラフィックスの未来をどのように思い
描いているのだろうか。

A.T. [2018年度キャリア入社]
東京スタジオマネージャー シニアアーティスト
大学では哲学を専攻するも中退。フリーランスでイラストレーターをしつつ、飲食やウェディングフォト関連、 魚の通信販売などの会社勤務を経て、界グラフィックスに入社。
M.U. [2019年度新卒入社]
開発本部 アーティスト
学生時代に漫画制作などの2Dを主に学び、芸術短期大学へ入学後は3Dなど、幅広いジャンル学ぶ。 卒業後、オンラインポートフォリオサイトにて界グラフィックスと出会い、入社。

東京スタジオが開設されてから1年を迎えようとしています。
現在の雰囲気を教えてください。

A.T.:現在は、私とUさんが東京スタジオの社内にいて少人数で対応しています。私たちは東京の採用ではなく京都本社から異動してきました。 あと、月の半分は代表も東京スタジオに来られます。代表の存在は大きいよね?

M.U.:そうですね。基本オフィス内は2人なので、1人増えると全然違いますよね。賑やかになりますし何かあったらすぐに相談もできるので、代表にも居ていただいた方が安心できます。

A.T.:私も同感です。東京スタジオの社内は全体的にアットホームで和やかな雰囲気の中、集中して仕事が出来ていると思いますね。

M.U.:パソコンや机、椅子。あとは勤務時間や休暇、福利厚生なども基本は京都本社と一緒なので、仕事に関しての不安はなくいつも通り取り組めています。

A.T.:もともとコロナ禍に在宅勤務が始まったのもあり、連絡の方法や働き方含めて、東京だからって何も変わらないなという印象ですね。

M.U.:あ、でも新宿のビル群とか東京の人の多さにはびっくりしました。生まれも育ちもずっと関西だったので。

A.T.:新宿といってもテレビによく出るようなガヤガヤした方ではなくて、オフィス街の方だけどね(笑)。

M.U.:駅から反対側のネオンを見て、「おお〜、新宿だ〜!」って(笑)。

A.T.:京都本社と比べると、会社の周りはごはん屋さんが多いですよね。行列になるお店もあるし、お昼ごはんの選択肢は広がった気がします。 実は私、狙っているハンバーグ屋さんがあるから今度一緒に行こう!

M.U.:行きましょう!

東京スタジオの配属になった経緯は?

M.U.:東京スタジオが開設される前に、東京採用とは別に東京スタジオ勤務を希望するかどうかスタッフ全員にヒアリングがあったんです。そこで私は手をあげました。

A.T.:手をあげるのは、なかなか勇気が必要だったんじゃない?

M.U.:私はいつか東京で仕事をしたいと思っていたので、いいチャンスだなと思って。「行く行く〜」って感じで、迷いはなかったです。 京都本社で勤務していたときはクライアントとの打ち合わせに同行することは、ほとんどなかったんですが、東京に来てからは近くなったのもあって打ち合わせへの同行も増えてきて、 見える世界が広がったと感じています。

A.T.:どうしても京都から東京へ出張に行く人数は限られますもんね。

M.U.:クライアントの生の声は制作するにあたって貴重だなと、打ち合わせのたびに思いますね。いい体験をさせてもらっています。

A.T.:私は東京スタジオのマネージャーにと上司から推薦頂いて。在宅勤務に慣れてきてて働く場所もある程度選択肢が広がってきているし、 関東に友人もいるし「東京でも働けるかも」と気持ちが動いたので承諾しました。

M.U.:Tさんは頼りになるので一緒に働けて嬉しいです!

京都本社と東京スタジオの交流はありますか?

A.T.:私は担当しているプロジェクトでアートディレクターのような役割をしているので、毎日オンラインで京都本社のスタッフとやりとりをしています。

M.U.:界グラフィックスは毎朝、オンライン朝礼があるんです。京都本社と東京スタジオ、在宅勤務スタッフ全員が参加するので、 オンラインで毎日顔を合わせる形です。京都本社へ実際に行くのは、年に3回ぐらいですかね。

A.T.:新人歓迎会と納涼会、忘年会の社内イベントのときだよね。

M.U.:でも昨年の納涼会は参加できないという大事件があって……。

A.T.:そうそう、台風が直撃して泣く泣く不参加ということになった大事件!

M.U.:おいしいご飯を逃してしまって悲しかったです〜。

A.T.:そこ(笑)?でも東京に来てからの一番のハプニングといえば、台風で納涼祭に行けなかったこの事件って感じだよね。 それだけ特に困ったこともなく、うまくやっているというか。

M.U.:そうですね。他にはトラブルもなく、平穏に過ごしていますね。個人的に引っ越してすぐは土地勘もなく、生活に四苦八苦した時期もありましたが……。

A.T.:住み慣れた関西から新しい土地東京へってなると、生活に慣れるのは少し時間がかかったりもするよね。

M.U.:はい。今は東京での暮らしや場所にも慣れてきたので、京都本社のスタッフが来ても東京を案内できそうです!

ご自身の目標を教えてください。

M.U.:私はもっとできることを増やしていって、後輩の指導ができるようになりたいです。 最近は入社当時よりもプロジェクトで任せてもらえることが多くなっていて、自信につながっています。

A.T.:この間、東京の大型イベント会場で行われたゲーム関連イベントで、Uさんが担当したデザインが使われていたよね。

M.U.:そうなんです。イラストやデザインができるという自分の強みを活かすことができたと感じる仕事だったのですごく嬉しかったです。 たくさんの来場者の前で、自分のデザインしたものがモニター表示されて。ファンの方やイベントに訪れた方から大きな反応をいただいて、 小さい頃から絵を描くことが好きで憧れていたことだったので一つの夢が叶った瞬間でした。

A.T.:イベントで実際にユーザーの反応を見ると、もっと頑張ろうっていうモチベーションになりますよね。 私は早く後輩に自分の仕事を任せてより仕事の幅を広げていきたいです。

M.U.:任せることが増えると、細かなサポートだったり自分のスキルアップの時間も増やせちゃいますよね!

A.T.:そうなんです!今は東京スタジオのマネージャー業務の対応、アートディレクターとしてクライアントとのやり取りやスタッフへの指示だしもしているので、 あまり急かしてはいけないと思いつつも制作の進捗が気になったり。「もっと聞いてくれたら教えるのに~!」ともどかしい事もあります。 でも自分で考えてもほしい。時間は無限ではないので、ちょっぴり難しさを感じているのが本音です。

M.U.:丁寧に後輩に指導している姿をよく拝見しています。界グラフィックスは分からないことは聞きやすいですし、先輩方は優しく教えてくださるので、 後輩としてはとっても安心して制作に打ち込める環境だとは感じてはいます。

A.T.:自分の技術力をもっとあげていきたいという気持ちもあるから、後輩の指導と自己研磨のバランスをとるのに必死ですね(笑)。

今後の東京スタジオ、そして界グラフィックスに期待することはありますか。

A.T.:ハードの進化と共に開発規模も大きくなってきて、今まで以上にグラフィックも力を入れて開発をしないとと感じる事が多くなってきています。 ユーザーが遊んだ時にカワイイ、カッコイイとより惹きこまれる表現を追求して作っていきたいですね。

M.U.:東京スタジオも界グラフィックスだけでワンフロア占領するぐらいビッグになったらいいな。

A.T.:壁一面の本棚も欲しいよね(笑)。東京スタジオに関して言えば、私たちと一緒に制作をしてくれる経験豊富な方が仲間になってくれたらな、と思っていますね。 今はまだ人数の関係もあって準備中ではありますが、もちろん新卒採用もしていきたいです。あとは、Uさんと一緒のプロジェクトをやりたい!

M.U.:言われてみれば、同じプロジェクトをすることがないですね。

A.T.:そう、せっかく東京スタジオで一緒に仕事をしているのに、違うプロジェクトになる事が多いよね。

M.U.:あともう一つ、私は自社オリジナルタイトルの開発をやりたいです。

A.T.:やりたいね!目指さないと始まらないから、やりたいことはガンガン言って東京スタジオを盛り上げていこう!

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