界グラフィックスのインターンシップ!全貌を公開!
02 / CROSS TALK

学生対象のオンラインインターンを実施している
界グラフィックス。
インターンにまつわるアレコレを聞いてみると、
「ここだけの話」も…?

Y.K. [2000年度新卒入社]
取締役/シニアディレクター
大学を中退後、京都のCG会社でアルバイトとして働いた後、3DCGデザイナーとして入社。社内では古株にあたりますが、 好きという想いとフレッシュな気持ちを忘れず、3DCGに関わっています。
S.K. [2013年度新卒入社]
開発本部 シニア3Dアーティスト
総合大学在学中にアニメーション制作の魅力に触れ、2D/3D問わず作品作りの日々を送る。 就職活動にあたり、改めてものをつくることを仕事にしたいと一念発起し、界グラフィックスに入社。

現在のインターンシップの内容を教えてください。

Y.K.:実施しているのはオンラインのインターンシップで、募集要項では平日5日間から10日間となっていますが、ほとんどの方が平日5日間のお仕事体験を選んでいます。 プログラムは2種類用意をしていて、オリジナルの武器デザインを考えるモデル制作とアニメーションとエフェクトをつけるモーション制作になります。

S.K.:3DCG制作ツールを使ったことない人でもいいんですよね。

Y.K.:そうです。インターンシップは、「3Dのおもしろさを感じてもらいたい」という思いが強いので、制作の経験を問わず受け入れをしています。 どうしてもモーション制作をしたい人以外は、基本であるモデル制作に取り組んでもらっていますね。

S.K.:前から聞きたいなと思っていたんですが、インターンシップの選考基準ってあるんですか?こんなポートフォリオだと合格とか。

Y.K.::ん〜、ポートフォリオも見るんですが、一番のポイントは提出してもらった作品から熱意が感じられるかどうかですね。やりたい気持ちが大きい人に体験してもらいたいので。

S.K.:確かにどのインターン生も意欲が高いと思っていました!そこが選考基準だったんですね。

お二人の立場から、インターン生のどのようなところを見ていますか?

Y.K.:私はふだんディレクターとしてさまざまな業務を行なっているので、細かい技術的なところも見ますが、もっと大きなところを気にかけることが多いです。 例を挙げると、これからどうしていきたいのか、何を学びたいのかといったところですね。なので、インターン生の「つくりたい」「こうしたい」という意欲に対して、的確なヒントを与えるようにしています。 やる気はあるけど、まだ自分の「つくりたい」「こうしたい」の表現が苦手な学生さんも実際はいます。そんな学生さんにもインターンを通して、少しでも目標が見える様になれば…。 目標があるからこそ、こちらもそれを実現するための技術や方法を教えられると思っています。

S.K.:私はアーティストとして、インターン生のデザインのクオリティに驚くこともありますし、すごく真面目にやっているなと感心することも多いです。 真面目が故に、インターンシップが終わるまでに完成させないといけないと焦る学生さんもいるので、完成が目的ではないことを伝えるようにしています。

Y.K.:制作の過程に学ぶことがたくさんありますよね。モデル制作では武器のデザイン案を3種類出してもらって、 その中から一つを選んでどんどんブラッシュアップさせていくというやり方もそうです。

S.K.:そうですね。リアルな仕事のやり方に近いところを体験してもらうのがインターンシップだというのを根底に、学生さんと接しています。

Y.K.:良いモノをつくるには時間がかかる、ということに気付くだけでも十分ですね。既存のゲームがどれだけ手間がかかっているかが想像できるようになると、 見えている世界が変わると思います。

S.K.:そうですね。技術はやればやるほど追いついてくるので、技術の向上よりも活きた知識を身につけてほしいですね。

オンラインのインターンシップということで、注意していることはありますか?

Y.K.:インターン生とこまめにコミュニケーションをとることですかね。

S.K.:私もです。学生の時にインターンシップに参加したんですが、ものすごく社員さんに声をかけづらかったんです。オンラインだと尚更、声をかけづらいだろうなと。 だから学生さんはこうされたら嬉しいんじゃないかなどを考えながら対応しています。

Y.K.:別の仕事もあるから、付きっきりで対応できないところが難しいですよね。インターン生に質問されたときに、 「ちょっと待って」って言っちゃうタイミングがどうしても出てくるんですけど、気にしないでほしい(笑)。

S.K.:そうですね。オンラインなので、お互いにどういう状況なのかがわかりにくいですよね。 でもオンラインはコミュニケーションをとるのが難しい反面いいところもあって、遠方からでも参加できますよね。

Y.K.:そうだね。全国から応募があって誰にでもチャンスがあるのはいい時代ですよね。オンラインの方が受け入れ可能人数も多いから、その辺もお互いにとってメリットかな。

S.K.:実際に毎週1人は参加してくれている状況が続いていますよね。

インターンシップに参加したら何を得ることができますか?

S.K.:私は出し惜しみせずに全部を教えているので、スクールに行ったり独学で勉強したりするより断然いろんなことを学べると思っています。 机上論でのベストと、実際の仕事のベストは違うので、その辺も教えますよ〜!

Y.K.:生の現場を知ることができるのが、インターンシップに参加する最大のメリットですね。

S.K.:そう。業務として使う技術やデータの作り方、チームでの効率的な働き方など、ゲーム開発のリアルを教えるので全部吸収してほしいです!

Y.K.:あと、5日間という短い期間だからこそ一生懸命やることができて、濃い時間が生まれるんです。その濃さは体験しないと分からないでしょうね。 しかも短い期間にもかかわらず、こちらのアドバイスがハマって突然よいモノができることもあります。

S.K.:わかります!そういう時は本当に嬉しいし楽しい!

Y.K.:そう、こちらも嬉しいですよね。きたきたきた〜!って(笑)

S.K.:(笑)。学生さんも目がキラキラと輝いていて、やってて良かったと思う瞬間ですね。

インターン生にメッセージをお願いします。

Y.K.:私たちも、インターンシップをやればやるほど傾向が掴めて、よくつまずくところがわかったり、性格に応じた最適な声かけが見えてきたり、 新しい発見がたくさんあるので助かっています!

S.K.:社内の新人研修に役立ったりして、私たちもインターンシップの恩恵を受けてますよね。

Y.K.:ですね。3Dはその世界感に浸れるところも魅力なので、自分でつくる楽しさを知って何かに活かしてもらえたら。

S.K.:イキイキとした動きをつけられる可能性があって、ゲームにもしやすくて、一人でもある程度完結しやすいところも3Dの良いところ。 技術的に知りたいことがあって参加するのでもいいですし、会社の雰囲気や仕事の進め方を知りたいという理由でもいいと思います。損はしません(笑)。

Y.K.:あとは、インターンシップという機会に、自分が何をつくりたいのかをとことん追求してもらいたいですね。 模写も大事ですが、自分で考えたまだ世の中にないものをつくるのが仕事の基本かなと思います。AIの時代とも言われていますし。

S.K.:「つくりたい」という気持ちはAIにはなさそうですね(笑)。インターン生の真面目さとかやる気に刺激を受けて、私は創作意欲が増しています。 もっと、「どうやってつくっているんだろう?」と思ってもらえるカッコいい3Dを作り上げたいですね。

Y.K.:おお、いい循環ですね。難しく考えずに、「3Dをつくってみたい!」と思う人はぜひ応募してください。お待ちしています!

S.K.:いっしょに3Dの世界を楽しみましょう!

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