キャリア組座談会
08 / CROSS TALK

入社年度も違えば、
ノウハウやスキルもさまざまなスタッフたちに、
他社で働いた経験があるからこそ感じる、
前職との違いや転職後の環境変化など、
キャリア入社社員の視点で、
界グラフィックスらしさを語ってもらいました。

S.K. [2016年度キャリア入社]
開発本部 クリエイティブエンジニア
情報系の専門学校でゲームプログラムの基礎を学び、卒業後はゲーム開発会社、パチンコ・パチスロの映像開発等に携わる。界グラフィックスへ入社後はグラフィックをサポートするクリエイティブエンジニアとして活躍。
Y.S. [2016年度キャリア入社]
開発本部 アーティスト
映像制作会社で8年間、液晶画面のエフェクトデザインなどを担当。界グラフィックスへ入社後は、2DCG制作を軸にUIデザインやチケットデザインなどに携わる。

転職を考えたきっかけを教えてください

S.K:私は昔から憧れていた、ゲームの制作に携わりたくて転職を決めました。新卒の時も目指していたんですけど、やっぱり開発では即戦力を欲しがっているところが多いからキャリア採用の募集が多くて…なら、スキルをつけてから目指そうと思っていて。今がそのタイミングかな?と思った時に転職しました。

Y.S:私も同じ!転職を考えているタイミングがあって、ゲームが好きだから、ゲームを作れる会社を目指しました。

S.K:いくつか候補にあった会社の中で、界グラフィックスに決めたのは有名タイトルを数多く手がけていると知ったからです。数多くのタイトルを制作している環境なら、今後自分がやってみたいと思うこともきっとできるだろうと思って。

Y.S:私も、慣れ親しんだタイトルを扱っている会社というのは大きかったです。自社でオリジナルのコンテンツ制作を行っている会社にも魅力を感じてはいたんですが...

S.K:あー、それも面白そうだよね。

Y.S:でしょ?視野を広く持つことを心がけつつ、いくつかの会社にポートフォリオを送ったのですが、最初に面接が決まったのが界グラフィックスでした。面接官の方とお話していて面白そうだなと思ったのと、私がいくつか選考に進んでいると話したら「すぐ内定出したら来てくれる?」って聞かれて。本当に翌日内定のご連絡が来たので、熱意を感じて決めました。

前職と界グラフィックスを比べて、違いはありますか?

S.K:昼休みとか終業後に、みんなでゲームをする習慣はちょっとびっくりしました。前職にもゲームが好きな人はたくさんいたけど、家で一人で楽しむことが多かったので、スタッフと大勢ででわいわいやる感じが新鮮でしたね。

Y.S:私が一番カルチャーショックだったのは、スタッフ同士で隔たりがないというか...風通しがいいというか...

S.K:あー、確かに!スタッフ同士の仲が良いよね!

Y.S:そうそう。前職では人数が多かったのもあって、プロジェクトが違うと話すきっかけがないスタッフもいたりで...

S.K:そうだね、知らない人がたくさんいた。プロジェクトが違っても人数が多いわけでもないから全員とコミュニケーションもとれるし。

Y.S:長い時間同じ場所で働いていると、仕事上のやりとりもスムーズだなぁと思います。脳内辞書が同じだから、言いたいことがすぐ伝わってやりやすいですね。

入社してみて率直にどう思いましたか?

S.K:実は、「やっていけるのかな?」って思った時期はありました。ツールも制作も前職と異なる点が 多く、一から覚えることばかり。役に立てるのかな…って不安になるんですけど、ツールや業務内容など先輩から丁寧に教えてもらえて安心しました。

Y.S:私もです。困っていたら他のスタッフが横に来て教えてくれるんですよね。制作の手を止めてしまって申し訳なくなるくらい熱心に指導してもらえたのは本当に助かりました。

S.K:あとおいしくて安い社食があるのは嬉しかった!

Y.S:最高ですよね!アツアツできたてをささっと出してもらえるし、シェフは研究熱心だし。この間低温調理機を導入したみたいで、しばらく低温調理メニューが続きました。コロナ禍で在宅勤務になると、自分で作らなきゃいけないので...食堂という福利厚生のありがたみがより身にしみます...

S.K:前職もお弁当の販売があるくらいでしたし、それにみんなで食堂に行って一緒に食べると、コミュニケーションもよく取れます。

Y.S:今は在宅勤務をしているので、会社で行われたオンライン飲み会の時は、会社からおつまみセットが届きましたね。どうすれば自然に無理なくスタッフ同士が同じ時間を共有して楽しめるか、すごく考えてくれる会社だなと思います。

一番記憶に残っている仕事は何ですか?

S.K:ゲームセンターなどに置かれる、アーケードゲームで、子ども向けのカードゲームの制作ですね。入社して最初に携わった仕事です。

Y.S:私も同じゲームのチケットデザインが最初の仕事です。そのゲームのローカライズもS.K君と一緒に担当しました。でも、作業そのものよりゲームセンターに行って、自分が担当したゲームをやっている人を眺めるのが好きですね~

S.K:やるやる!行くよね!そういえば自分でカードゲームをプレイしていた時に子どもが見に来たんですけど、作った僕より攻略法知ってるの(笑)

Y.S:いるね~プロですか?!って子(笑)

S.K:そのあと一緒にゲームしたのがめちゃくちゃ思い出に残ってます。

Y.S:私はこっそりのぞきに行ったとき、お父さんと子どもが交互にやっているのを見て、この仕事ができてよかったなと思いました。親子のコミュニケーションになれているんだなって。あとスタッフがゲームしに行って、レアカードが出た!って自慢しにきてくれたのも嬉しかった。

S.K:ゲームは作るのが大変なんですけど、社内のスタッフに褒められたり、人気が出てたくさんのユーザーが楽しんでいると分かった時が本当に嬉しいです。今、あのカードゲームが海外で流行っているそうなんです。現地に行って「これ僕が作りました!」って言いふらしたい!(笑)

転職を考えている仲間に伝えたいことはありますか?

S.K:私はゲーム制作に憧れもあったんですが、映像開発に関わる事も好きで、転職はすごく迷ったんです。面接官の人柄や携わってきたゲームタイトルで入社を決めましたが、結局入社してみるまで今より自分に合うかどうかは賭けですもんね。ですが、悩んでいるよりは勇気を出して一歩踏み出してみてほしいと思います。ツールの経験不足など技術的な不安は私たちも一から教えるくらいのつもりでいますから、やる気があれば大丈夫です。

Y.S:転職って仕事と並行して就職活動をするのですごく体力がいります。漠然とした不安や不満だけでは正直動けません。ですから、まずなぜ転職したいと思うのか、問題点にしっかり向き合ってください。今の職場のままでも、自分が変われば何かが変わると思うのなら、もう少し頑張ってみるのもいいです。それでも今の職場にないものを手にしたいと思えたら、新たな場所に挑戦してみるべきだと思います。S.K君が言っていたように、入社してみないと分からないことは多いので、もしかしたらまた次を探すことになるかもしれないけれど、様々なフィールドで試行錯誤することは、自分の人生の経験値になるので無駄にはなりません。転職は、きちんと社会人の常識とスキルを持っていれば必ず求めてくれる会社があります。自分磨きは怠らずに、怖がらず前向きに考えてみて下さい。その結果、界グラフィックスを選んでもらえたら嬉しいです。

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